てきとうに流し読み

2016年11月08日

地方劇団と集客についての考察

新津です


the pillows オフィシャルサイトより

前回前々回と適当に書いてきたけど、いったんまとめると、こうなる

1.地方のアマチュア劇団がチケットを売って収入を得るのは、最終的には収支を合わせるため

2.演劇がしたいけどお金はできるだけかけたくない、だからチケット収入を得たい

3.チケットが売れるのは演劇に価値(お客さんがお金を出したい事)があるからだ

2と3が上手く複合してチケットが売れるはず、だと思う。それぞれの側面からは下記のようになる

劇団側 「演劇をする。演劇という価値をお金に換えて収入にする」

観客側 「お金を払って演劇という価値を得る」

劇団側からすると演劇をするという目的と、支出を抑えるという目的を同時に満たすことができる。観客側からすると、演劇を観るという目的をお金を払って満たすことができる。

これを踏まえて、集客を考えていく。そもそも演劇で生活収入を得るというようなプロ志向の劇団ではないことに注意したい。あくまで地方のアマチュア劇団のはなし

経験上、アマチュア劇団のお客さんというのは、劇団員の関係者、演劇関係者がほとんどを占める。それ以外だと、演劇が好きな人、気まぐれに演劇を観ようと思った人、なんかになると思う。チラシを演劇に興味がない人に配ってもあまり効果はないだろう。もちろんたまたま見たチラシで興味をもって観てみようという人はいるかもしれないけど、全体としては少ないと思う

ここで、劇団員の関係者の立場に立ってみる。友人としよう。劇団員から今度演劇やるからよかったら来てね、という連絡があって観に行ったとする。ここで友人が得る価値は演劇自体のそれもあるが、同時に知り合いが出ているという、プラスアルファがあるんじゃないかと思う。知っている人間が出ている催しとそうでないものの間には、受け取る側の価値に差があるんじゃないだろうか

おいら個人としては、知り合いが出ている音楽のライブなら見に行くけど、そうでないものにはそこまで惹かれないってことがある。音楽は嫌いじゃないが、知り合いの出ていないライブにわざわざ行こうとは思わない。でも、the pillowsのライブには行く。知り合いがpillowsのコピーバンドやってても行くかもしれない、知らない人たちがpillowsのコピーバンドやってても、少し惹かれる。でも、知らない人たちがやってるライブには特に行こうと思わない

the pillowsについてはこちら

前にも書いたけど、観客席がそういう関係者や身内だけで埋まっていると限界がある。プラスしてそれ以外の人たちに来てもらわないと、拡大は見込めない。結局それは「創客」という話になる

その創客のためにもう一度価値の話に戻す

関係者は「知り合いが出ている」+「演劇の価値」に対してお金を払っている。これに対して、その他のお客さんは「演劇の価値」だけに対価を払うことになる。おいらとしては、その差に創客の重要な点があるじゃないかと思う。関係者じゃなくても観に行くという事は、おいらが知り合いの出ていないライブに行くのと同じことで、根本に立ち返ると、pillowsのコピーバンドだとか、少なからずどこかにそういう接点がないと行くことはない

ただ、接点というのは必ずしもpillowsのコピーバンドでなくてもいいかもしれない。pillowsっぽいギターロックならpillows好きは興味を示すかもしれない。既存の好きなものと同じ方向性なら興味を持つかもしれない。だからこれは最終的には、集団のカラーを明確にするという事につながる

劇団のカラーがコメディならコメディが好きな人に訴求できる。関係者じゃなくてもそのジャンルや方向性に興味を持ってもらえれば、食指が動くかもしれない。少なくとも興味のないものを観ようとはだれも思わない。つまりやるべきは、集団の方向性をはっきりさせ、それを広報して、嗜好が合う人にそれを届けることだと思う。そしてそれには、宣伝の手法が非常に重要になってくる

宣伝の話に行く前にもう一つ大切なことがある

仮に、関係者以外のお客さんに来てもらえたとする。そのお客さんの得る価値は関係者のそれとは大きく異なる。なぜなら知り合いが出ていないし関係もしていないからだ。純粋に作品の内容だけを評価して対価に見合ったかを考える。だから一番厳しい目を持っているのはそういうお客さんだと思う。あとで、いやぁ今回は稽古期間が短くてさー、みたいな言い訳もできないので、つまるところは、提供できる価値を高めなくてはならない。それによって関係者のお客さんにももっと高い価値を提供できるはずだ

・宣伝の話

創客のためにどうしたらいいか、かみ砕けば、地方劇団の公演情報を演劇を観たいことない人にとどけるには、どうしたらいいのか。これはもうメディアと口コミしかないだろう

口コミの一つは、友達の友達方式だ。劇団員の関係者が友達を誘ってきて、その友達が演劇を気に入ってさらにその友達を、といった風に人というコミュニティの情報伝播を利用する手だ。これはペアチケットなどで誰かを誘ってくるインセンティブを付加するのが一つの手だ。チケット管理はやや複雑になるけど、仕方ない。あと、演劇の内容が期待に沿えなかった場合は逆効果にもなるので注意が必要だ

もう一つの口コミとしては感想や批評がある。ツイッターなどで「○○面白かったー」みたいな情報が載ることで、その周囲の演劇に興味のない層にも薄くだけど情報が広まる。お客さん側に感想を書いてもらう仕掛けがあればいいと思う。これも「○○つまらなかったー」だと逆効果なので、少なくとも面白いことは前提にないといけない

ただ、やはり口コミには限界があると思うので、本命はメディアになると思う。長くなったので、続きはまた今度書きます

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 20:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年10月25日

劇団ドリームチョップ 笑ってよゲロ子ちゃんを観た

新津です

劇処の4週目劇団ドリームチョップさんの笑ってよゲロ子ちゃんを見ましたので、簡単に感想を

ふらいやーおもて

 

■ストーリー

誰も聞いていないローカルコミュニティラジオ局の、そのまた誰も聞いてない不人気番組「ウーマンズナウ」。番組継続のための話題作りに無理やり生み出された都市伝説の「ゲロ子ちゃん」だったが、その後噂は一人歩きし、はがきの中の彼女の姿は異様なものへと変化していく。変わってしまったのはゲロ子か、それとも・・・

ここまでがチラシのあらすじ。ゲロ子になったのはラジオ局のおとなしいADで、家にも帰るなと言われて町の中をうろついていた。それで人気のないラジオにゲロ子目撃情報を募ったところ、予定通りはがきがいっぱい来るようになって、ラジオ局側としては作戦成功というところなんだけど、一人歩きしたゲロ子のイメージがだんだん凶悪になっていって、ラジオ局の人たちはそれを信じちゃって、最後にラジオ局にゲロ子が来る事になったら、戦々恐々となるんだけど、同期の男はゲロ子を信じてるとか言いつつ結局そうでもなくて、でもゲロ子は結局変わっていなくて同期の男がアナウンサーになった事を祝福しておわり

ちょっと端折ってるけど、大体こんな感じ

 

■感想

ディレクターの加藤役の人が、頑張ってはいるとは思うけど、全体的に空回りというか無理して台詞を言っているような感じで、テンポが良くなくて会話の妙みたいなのもあまり感じられなかった。ただ、まぁそれも仕方ない気もする。というのもディレクターがやたらに嫌なキャラクター設定で、一体なににそんなイライラしてるんだろうと思うくらい理不尽なことを言ったりするし、そういう嫌なキャラクターありきで始まるので、設定をなぞっているだけみたいな印象を受けた。この人はわかりやすい嫌な奴なんですよっていう表現の仕方は、ちょっとしたコメディみたいな感じもするし、なんかもう少し他の見せ方はなかったのかと思った

これはほかの感想でも時々書くけど、語尾の〜のよ、〜わよっていうのはたぶんやめた方が良い。おねぇかと思っちゃうわよ。〜のよ! 〜のよ! っていうシーンで、恐ろしく言いにくそうだった

あと、時代設定がよくわからなくて、ゲロ子が携帯電話とか持ってたら連絡も取れるし、ネットがあったらもう少し違う方向性で都市伝説化が進んだだろう。じゃあ、もっと昔なのかというとBGMでHey Say Jumpが掛かったりするし、一体いつの話なんだという疑念が常に付きまとっていた

ゲロ子のことで言うと、そもそもこんな事がふつうの会社で許されるはずがない。あまりにも非現実的で設定ガバガバすぎる。いや、演劇なんだから非現実的でもいいかもしれないが、それでももう少し納得できる理由が欲しい。家に帰ってもいいだろうし、何かあったら責任は誰がとるんだろうか。逆に野宿とかしている方が見つかりやすくて、すぐばれちゃうんじゃないだろうか

設定といえば、ディレクターがラジオの放送事故ですぐにクビにされるという話が合ったけど、ディレクターは他の番組は受け持ってなかったのか。そのディレクターをクビにしても問題ないくらい余裕のあるローカルラジオ局なのか。その番組だけしか受け持っていないディレクターだとしたら、それだけでよく子供二人と暮らしていけるものだ。なんて事が気になった

ディレクターの事ばかり書いてしまうが、衣装も新入社員みたいなスーツで、ラジオ局のディレクターってああいうスタイルなのかと疑問に感じた。スーツだとしても、もっと砕けてるんじゃないかなぁ

ギンジ君に最後にアナウンサーになれてよかったね、とゲロ子がメッセージを残すところで、まず、なぜ横断幕に書くんだ。なぜゲロ子は喋らなくなったんだ。いやまぁ、それは本当に人じゃなくなってしまったという事でいいかもしれない、じゃあいつギンジ君がアナウンサーになりたかったっていう設定が登場したんだ。もしかしたら見逃したのかもしれないけど、その前提が入ってなかったから、最後の横断幕もポカーンとしてしまった

とまぁ、細かいところをつついてきたけど、もともと高校演劇の脚本という事もあって、1時間にまとめるにはある程度ご都合主義である必要があったのかもしれない。脚本のアイデアや構成は面白くて、最後にゲロ子がスタジオに来るという展開も、先が気になる作りになっていると思う。その最後のシーンで、客席側からゲロ子が出てくるんだけど、あれは見せない方が良かったんじゃないだろうか。むしろ、舞台の裏からシルエットで出すとか、もう少し恐怖をあおる出し方の方が効果的だったんじゃないかと思う。結局最後はゲロ子が怪物なのかそうでないのかという作品の肝のシーンなので、何か盛り上がりが欲しいところだった

椎名林檎をバックに踊る長山さんはかっこよかった

そんな感じです

好き勝手書いてすみません


posted by ジョキャニーニャ at 23:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年10月18日

地方劇団のいろいろ

新津です

前回そもそもアマチュア演劇の集客について書いたりしてましたが、集客の事を書く前になぜ地方で演劇をするのかという事についてもう少し掘り下げてからの方が良いような気がしたので、そっちを書くことにしました

■おいらの想像で目的別に書くと

1.芸能界に入りたい、テレビスターになりたい、売れたい、役者で食っていきたいetc派

このパターンの人は東京に行くと良いと思う、というか東京に行かないとそこに通じる道はほとんどないんじゃないだろうか。業界の人じゃないからよくわからんけど、東京以外から売れるってナックスとかそういうパターンくらいじゃないのかな。もちろん地方での人気のタレントさんとかいるので、地方にいてもそういうルートはあるんだろうけど、地方にいてテレビに映る佐々木蔵之介になることはできないんじゃないか

少なくとも役者で食っていくっていう人は、現時点では東京に行くのが確率高そう。今後はどうなっていくかわからないけど

2.いきなり東京はリスク高いだろ派

ただまぁ、東京以外の人気劇団が東京に進出してもっと売れてっていうパターンが(たぶん)あるから、地元で力をつけて、東京で勝負すりゃええんや。という堅実?なパターンもありそう。ただ、そもそも演劇が盛んじゃない地方もあるだろうから、ある程度の都市じゃないとこのパターンの人はいなさそう

3.商業主義には流されないぜ派

東京は商業主義に偏り過ぎていて、そういうところにいなくても演劇は作られるし、むしろ商況主義に流されない分、芸術性(とは何かわからんが)の高い演劇が作る事ができるから地方にいるよパターン。あと、その地方の特性も活かせるし、まぁ、あえて東京じゃないところにいる、あえてね。多分少ないと思う

4.演劇できたらいいよ派

演劇が好きだから演劇している。あわよくば売れたらいいけど、売れなくてもいいやという感覚重視パターン。表現手法としての演劇、コミュニティとしての劇団、趣味として楽しむ、食っていくとか金銭には直接つながらない。おいらの感覚では地方の劇団はたいていここに分類されると思うけど、違うのかもしれない。金銭的リスクが少なく、多分社会人劇団はここに入ると思う

5.地方も盛り上げようよ派

4とかぶるトコロがあるだろうけど、地方でも最終的に演劇が一つの商業として成り立つところを目指しているパターン。演劇で食っていきたいけど東京に出るのはリスクが高い→地方で食えるようになればいいじゃん。という前向きなようなそうでないような感じ

6.地方の演劇という文化を継承していく使命感派

地方脈々と続いてきた演劇の文化を途絶えさせてはいけない、という使命感に燃えるパターン。そんな劇団ない気もするけど思いついたので書いた。たぶん誰も頼んでない

■それで

まぁ、それぞれにグラデーションになってるのかもしれないけど、とりあえず4.あたりを対象としてちょっと書いていこうと思う

それで、地方劇団の集客にフォーカスすると、前回も書いたけどお金を集めたいのは自分たちの負担を減らしたいからだと思う。

客が増える→売り上げが上がる→劇団の負担が減る

それで、これを「4.演劇できたらいいよ派」がやってるとすると、こう書き換えることができる

4’.演劇できたらいいけどあまりお金の負担はしたくないよ派

もうね、こういう人たちにお金払いたくないって思うかもしれない。なんでお前がやりたい事に俺が金払わんといかんのだ。と

いや待ってほしい、対価である。劇団は演劇公演の対価としてお金を受け取っているのだ。お客さんは劇団の提供する公演にお金を払っているのであって、劇団がやりたいことをやっているだけではない。劇団のやりたいことがお客さんの観たいものに合致しているため、そこに金銭のやり取りが発生してもおかしくはないのだ。結果としてそれが劇団の負担減につながっていたとしても問題ない

誤解を恐れずに言えば、少なくとも、この↓形でなければ成り立たない。

4’’.演劇できたらいいけどあまりお金の負担はしたくないよ派(客は対価を払っている)

こうなって初めて集客とは何かを考えることができる。お客さんが1,500円、2,000円払って観たいと思える公演を提供して初めて均衡が成り立つ。そうでなければお客さんは関係者の付き合いで劇場に来て、劇団員の満足と、金銭的負担を助けるためだけにお金を払うことになる。これは不幸なことだ

ここで大切なのは、その1,500円、2,000円が本当に妥当なのかという事になるけど、疲れてきたのでまた暇を見て続きを書きます

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 01:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年07月23日

夢宇人さんの青い実を食べたを観た

新津です

夢宇人さんの青い実を食べたを観ました。簡単に感想なんかを

ストーリーは、特にちゃんとした流れがあるわけじゃなくて、どちらかというと散文的なシーンがつながっているように見えた。認知症の人をめぐる周囲の人とか、昔の回想とかそういうシーンがパラパラと切り替わって行って、進んでいく、いや、進んでいるともわからない、繰り広げられていくという方がしっくりくる

コメディっぽく進んでいくので見やすいけど、話の核が提示されているわけじゃないのでともすれば話に興味を失いそうになってしまった。むしろ、話の流れではなく役者や各シーンをしみじみとかみしめるように見るのが正しかったのかもしれない

最後の方で急にカメラで撮影するシーンが始まって、劇中劇オチかと狐につままれたように思ったが、カメラ療法という治療法があるらしく、それを聞かなかったら劇中劇オチだと思ったままだったと思う。わかった人いたのかなぁ

舞台はいつも通りしっかり安定感があって、木のオブジェや後ろの開き戸、星空の照明も良かった

コメディ色があってメイン役者4人の絡みも軽妙で面白かったけど、途中あまりにもガチャガチャした感じで、もう少し整理されていたら良かったのではと思った

ただ、よくよく思い返すと、散文的にシーンが繋がれている事で、想像だけど認知症の人の感覚を追体験したような気がする。戦争の事、トマトの事、写真を撮ったこと、何か話の軸がというよりは主役のとよこさんの心のウチを見ていたのかもしれない。そして最後に「忘れていると言う事も忘れている」という台詞を認知症患者の口から聞くという、無常さと諦念のようなものが入り混じった幕切れは、何とも言えない雰囲気があった

好き勝手書いてすみません。気に障ったら謝ります

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 13:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年07月06日

劇団の集客とお金について

新津です

最初に予防線を張っておきます。せっかく観に来ていただいているお客さんに嫌な感情を惹起させるかもしれません。その場合は本当にすみません。あと、自己の経験からです。一般的なものにあてはまるかはわかりません

以下本文

色んなところで書かれているけど、アマチュア劇団のお客さんというのは基本的に知り合いとか、身内とか、他の劇団の人とかが大多数を占める。本当にチラシとかホームページだけ見てきたって人はかなり少ないと思う。毎回その統計を出そうと思って結局やってないけど、最近ジョキャニーニャでマーケティング本部が発足したので、今後はこまめにやっていきたい

数字出てないので何とも言えないけど、知り合いetcをAグループ、そうでないお客さんをBグループとしたとき、その割合は良くて9:1くらいなんじゃないかっていう感覚がある。これを前提とすると、最終的な集客というのは劇団員に直接関わりのある人がどれくらいいるかという点に集約される。もう少し露骨に言えば出ている役者が多いほど多くの集客が見込める。ただし、他の劇団の人たちという集団は劇団員の中でも重複する部分が多いので、単純に役者が多いからと言ってそこまでの増員が見込めるわけではない。友人が多い役者や他のサークルに所属している役者が多ければ多いほど、突き詰めれば交友関係が(演劇以外で)広い役者が多いほど集客が見込める

しかし、この集客方法には問題がある。沢山集客できる役者がやめたりすると、単純にその分集客が減る。また、大体は、人間年を重ねると仕事や家庭環境の変化で自由になる時間が少なくなってくる。観に来てもらえていた周囲の知り合いも同様に観劇に時間を割きにくくなる

劇団から見たときにこの問題の対処法は二つしかない。その一つは新しい劇団員を入れるという方法だ。つまり、露骨な言い方だけど、新しいお客さんを持っている劇団員が常に入団していけばこのリスクは回避できる。つまり、結論としては劇団員を増やすことが集客につながる、と言える

ここまで読むと、おかしいなと感じると思う。ここまでの話は完全に劇団の目的を忘れて、集客さえできればいいと言う極端な話になっている。役者=集客マシーンみたいな扱いだ。だけど、劇団は別に集客数を増やすのが目的の団体じゃないはずだ。いや、それでも演劇はお客さんがいないと成り立たない。お金もかかるしチケット収入が欲しい。まぁ、たんなるわがままみたいなところもあるけど、そういう話

ただ、お金は欲しい。少なくともジョキャニーニャはお客さんを呼ぶ目的の一つに、予算の回収という側面がある

集客少ない→お金が足りない→困る という簡単な図式だ

ただ、ここでも一つ立ち返る必要がある。別にジョキャニーニャは営利団体でもない。だから言ってしまえば赤字だからと言って倒産することもない。ただ、劇団員の持ち出しが増えるだけだ。あまりにも多いと解散するかもしれないけど……。それで、ここまでくると話はどんどん露骨になる。

集客少ない→劇団員の持ち出しが多い

裏返せば、自己負担を軽くするために集客していると言ってもいい。まぁそれが悪い事だとは言わないけど、よくよく考えるとそこに行きつく

いやいや、そうじゃない、集客するのは芝居をたくさんの人に観てもらいたいからで、金のことは二の次だというのであれば、お金をとらなければいい。その方がたくさんの人に観てもらえると思う

現実はおそらくその両方で、沢山の人に観てもらいたいしお金も回収したいという話なんじゃないかな

少し話がずれたので戻す

集客を増やす解決策のもう一つは、最初に出てきたBグループのお客さんを増やすという方法だ。これがこの狭い業界でよく言う一般のお客さんというやつで、これができれば役者が辞めて途端に集客できなくなるとか、そういう事は少なくなる。ただ、これは難しい。Aグループが多いのはそもそも知り合いがでている、というある種のプラス要素があるからで、付き合いや下心とかもあるかもしれないけど、とにかく誘いやすいし、行きやすい

これがそういう繋がりのないところから集客するとなると、これはもう広告出すとか、CM打つとかポスティングするとか、口コミでひろめてもらうとか、そういう情宣活動を大々的にするか、有名人が出るか何かで話題にならないとまず難しいと思う。それと、これは大前提で、内容が良いものであることっていうのが必須。そういう内容との話については別で書きたい

ただ、これは決してAグループのお客さんが多いことが悪いって話ではなくて、劇団員が30人いて、一人あたり30人お客さん呼べれば900人の集客で、それってすごいことだと思う。ジョキャニーニャが成り立っているのも結局そういう繋がりで観にきてもらっているお客さんのお陰で、そうじゃなかったらとっくになくなっている。それと、多分少しは脚本が面白いとかそういうところもあって、続けて観てもらえてるんだと思いたい

なんかやっぱりちょっとお客さんが減るような内容の気がするけど、なんか書いた方が良いという天啓を得たので書きました

気が向いたら続きを書きます

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 21:31 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2016年06月29日

青空ハサミ終演

新津です

なんとか無事?Coffeeジョキャニーニャ 十八番 青空ハサミの公演が終了しました

今回は色んな事情からキャストシャッフル公演となっていたんですが、正直もうやめようと思いました。キャストごとに微妙な違いがあって共演者も2パターン覚えないといけないし、変更点なんかも一回で二人に言わないといけなくなるんですが、稽古にそろわなくて二度手間になるとか、伝え忘れるとか、動画2パターン必要とか、ジョキャニーニャには早すぎたシステムでした

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まぁ悪いところばかりってことはなくて、組み合わせ違いで二回観てくれるお客様がいらしたり、作ってる方もキャストが違うからこそひらめくことがあったり、いい事も結構ありました

動画も作ってみました。撮影は結構大変でしたが楽しかったです。毒入りカレーのシーンはおいらが、エンディングムービーはどんど先生が編集してて、やっぱり撮った後の編集が手間でしたね。まぁ、動画部で色々と作っていたノウハウが少しは活きた気がします。本当は通常のシーンでも背景として映像を出そうとしてて、ただよく考えたら備え付けのプロジェクタだと光量が足りない事に気づき廃案となりました

エンディングテーマは中谷君に歌詞を書いてもらって、ミュージック工房のディレクターの上野さんに作曲してもらいました。また仮歌はドラマ工房のディレクターの南さんに吹き込んでもらいました。そして、歌は最近出演してない中里団長が歌っています。歌については深夜のドラマ工房で7テイク録りました。歌ってみるとわかりますが結構難しいです

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舞台中の音響のいくつかはおいらがよくいくBar laid-backの人たちに作ってもらいました。そういう意味で色んな方々の協力の上に成り立った公演だったと思います

来ていただいたお客さんの数は以下のような感じです。もしかすると少しずれてるかもしれません

6/17金 20:00- 97名
6/18土 14:00- 94名
6/18土 19:00- 74名
6/19日 11:00- 95名

土曜日の夜は少し空きがありましたが、それ以外はおおむね満席という結果でした。これはご招待、無料の高校生のお客さんを含めています。ご来場いただいた皆さま改めてお礼申し上げます

あと、少し反省というかアンケートにもあったんですが、こうすればよかったなっていう点をいくつか

台詞がふるい

ですよね。7年前ですもんね。もう少し書き換えるべでした

勢いが落ちている

これはまぁ、今まで中里和寛団長に頼りすぎていた点もあって、そこどうするかっていうのがジョキャニーニャの課題といってもいいです。それと色々なことはやってるつもりですが、なんか最近小さくまとまっているような気もします。守りに入ったのかもしれないです

オチが弱い

後半のところももっと書き換えればよかったです。伏線回収がメインになってて、構成の方ばかり気にしてはじける物語性というか大胆な流れにはならなかったですね

にのちゃんの衣装

おいらは良いと思うんです。あかんかな

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幕間がグダグダ

ゆる過ぎましたね……

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他にもいろいろと改善点はありますが、とりあえずそんな感じです

次回は9月にコント? 11月に本公演? の予定です。懲りずにまた観に来てもらえたらうれしいです

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年06月20日

マニアック先生シアター 十一人の少年を観た

新津です。

福岡でマニアック先生シアターさんの十一人の少年を観ました

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前売りは売り切れと言う事で、ツイッター経由で当日券の確認をしたところ、キャンセル待ちという事でしたが、結果としては無事観劇できました。前から気になっていた博多のぽんプラザホールにも行けたし、夜はカラフルでお会いして以来の高崎さんお話しできたし色々満足な観劇でした

ぽんプラザホールはきれいでアクセスも良くてキャパも100前後と、小劇場としてはかなり使いやすそうでした。あまりじっくり見る時間はなかったんですが、周辺には居酒屋とかもたくさんあって観劇→飲みに行くなんてことが手軽にできていいなあと思いました

脚本は北村想さんの「十一人の少年」内容は読んだことなかったんですが、30年前の戯曲という事もあってそこはかとなく古さみたいなものを感じはしたものの、一方で構成のうまさとか台詞の巧みさをしっかりと味わいました

あらすじはググると出てくるので割愛します

全体的な印象としては男性俳優陣がすごくイキイキとしていて、特に冒頭の小林のシーンではぐっと引き込まれた気がします。逆に女優陣というか、中盤からの思い保険のくだりに入ると若干ペースダウンするところもあって、中だるみしていく印象がありました。あと、キムコ、スガコは差を出すためとしてもちょっとやりすぎみたいな気がしました

俳優陣は皆個性があって素晴らしい演技でしたが、とりわけ別保さんと小林さんが好きです。それと兄役の方の歌には驚きました

舞台としては装置や照明もしっかりと作りこまれていて、小道具や衣装にも気を遣っているように感じました。全体として戯曲に対して全力で正面からぶつかっているような印象です。本当に直球勝負で力強い作品でした。最後の方の船のシーンなんかの盛り上がりも、ダイナミックな装置と相まってとても楽しめました。ただ、反面重厚長大といった面もあり、個人的には所々ゆるい部分が欲しかったです。あと、上演時間が2時間30分というのも、もう少しコンパクトにならなかったかなぁと

全体的にとても楽しめたのですが、少し気になった部分もありました

・舞台が揺れて不安になる。後半のために可動とするのはわかるんですが、なんかハラハラしました。特に上手の壁?

・上手の見切れが甘くて袖の中が見えちゃう。次出る役者がちらっと見えるのが残念

・アカシアの花はなんだったんだ

・青木さんが常に鞄を離さないのが気になる

全体通してみるとやたら小林さんの演技が印象に残っています。すまーん! て台詞が秀逸。また機会があれば見に行きたいです

好き勝手書いてすみません。気に障ったら謝ります。ごめんなさい

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 20:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年05月15日

劇団羅針盤 FINAL を観た

新津です

結構前になりますが、劇団羅針盤さんのFINALを観たので、簡単に感想を

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日時:4月9日(土)14:00 10日(日)14:00...
開場時刻:13:30優先開場(予約のお客様) 13:45一般開場
あらかじめご予約された方が優先となります。事前のご予約をお勧めいたします。
料金:入場無料(10歳未満のお子様のご入場はご遠慮ください)
場所:金沢市立泉野図書館オアシスホール(金沢市泉野町4丁目22-22)
羅針盤:平田知大 寺嶋佳代 岡本真吾 矢澤あずな 竹内風香 長田ひかる
作・演出:平田知大
参謀:寺嶋佳代 舞台:KATZ&β・龍
音響:吉村建彦 照明:吉居愛雅(劇団不完全燃焼) 照明協力:宮向隆
制作:劇団羅針盤制作部 統括:雪村つばき
主催:劇団羅針盤
後援:石川テレビ放送 エフエム石川 北陸朝日放送 北陸中日新聞 北陸放送


あらすじ

その劇団は、かつて旗を揚げた。
何も持たず、思い付きだけで演劇を始めた。
懸けるに値するものだと、駆け続けた。
そしてその賭けに、敗れたのだ。
1つの劇団が、この街から姿を消す。
七転八倒、再起不能、あとは幕引きだけだ。
───それでは、サヨウナラ。

羅針盤史上初! 最初で最後の無料公演!!


ストーリー

劇団羅針盤さんによく似た劇団の、解散公演本番前の話

舞台監督の高村と代表の明希が、実際に劇団羅針盤さんでおこった出来事を面白おかしく交えながら、話は進んでいく。途中でメインの役者が来ていないという事が分かり、高村が初演時の役者という事もあって、代わりに主演することになったりする

ただ、メインは劇団の内輪話みたいなところが多くて、楽屋ネタというかこれまでの羅針盤さんを知らない人からすると、あんまりわからなかったんじゃないかと思う。特に過去公演の再演をやるという話で、本当に羅針盤さんの過去公演「空ニ浮カブ星ノ名ハ三日月」のシーンが始まったのは、おいら知ってるからいいけど、知らないとぼかーんとするんじゃないかなぁと思った。まぁ、客層に羅針盤さんのファンの方が多いとか、そういう事なら問題ないだろうけど


役者

ほとんど高村と明希の二人芝居。他の登場人物は新人役のもこっちだけど、時々出てくるくらい。その他はマイクでの会話だったり、ドアの外にいる体で袖に向かって会話する

二人芝居でも、いつも通りの羅針盤さんテイストだったけど、やっぱり岡本さんや中井さん、西東さんがいて、チャンバラしたり銃を構えて向かい合ったり、カッコイイセリフを吐いてはけたりするのが観たいなぁと思ってしまった

次回公演がそういう感じっぽいので、楽しみにしたいと思いました

劇団羅針盤第三十二回公演『剣劇SEVEN』

詳しくは羅針盤さんホームページをどうぞ

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その他

全体的に劇団内輪話という感じ。冒頭で照明バーが下げてあって、途中でそれを上げたりするのも公演の裏側というか、そういうのが見えておいらとしては、なんか親近感みたいなのがわいた。あと、お客さん参加システムは何ともいえない感じで、必要あったのかなぁと思った

あと、解散するする詐欺公演と言っていたけど、羅針盤さんとジョキャニーニャは同期みたいなものなので、解散しなくて良かったと思った。まぁ、公演数は倍くらい違うけど

ストーリーというか、設定やセリフの端々に解散が視野に入っていたという事が伺い知れて、平田さんの苦悩のようなものもにじみ出ていた気がしないでもなく、むしろ架空の劇団ではなくて羅針盤さんの劇団運営の裏側みたいなところまで突き抜けていたら、また違った見方ができたのかもしれない

好き勝手書きましたが、気に障ったら謝ります。ごめんなさい

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年04月08日

Coffeeジョキャニーニャ 十八番 青空ハサミ

新津です

ジョキャニーニャの次回公演についてお知らせします

まぁ、ホームページに書いてあることと同じなんですけど

Coffeeジョキャニーニャ 十八番

青空ハサミ

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◆日時

2016/6/17(金)21:00〜
2016/6/18(土)14:00〜/19:00〜
2016/6/19(日)11:00〜
*開場は開演の30分前
*上演時間は約1時間30分予定

◆会場

石川県金沢市民芸術村PIT2ドラマ工房

◆料金

前売1,500円
当日2,000円
高校生以下無料
【期日指定】
*高校生以下の方は、当日、学生証等、年齢のわかる身分証を受付にて提示
*当日券のお客様、高校生以下のお客様は、開演10分前のご入場となります。ご了承ください。

◆チケット取り扱い4/10(日)発売開始

金沢市民芸術村事務所
劇団HPにて予約 http://jokya.jp
CoRich舞台芸術 http://stage.corich.jp
イープラス スマチケ http://eplus.jp
*CoRichチケット・スマチケは利用無料です。

◆託児ルーム(無料)

6/18(土)14:00公演のみ託児ルームを設けます。
ご希望の方は6/7(火)までにtakuji@jokya.jpまでお申し込みください。

◆あらすじ

A「別れない話」
付き合って6年になる男女。ある日、女は男を呼び出して次々と秘密を打ち明け始めた。
病気であること、借金があること、その他いろいろ。嘘みたいな秘密を繰り出す女と
嘘みたいに秘密を受け入れる男の奇妙な対話は、それぞれの思惑が入り混じり、一つの結末へと
軟着陸する。

B「職場のガールズ・ライフ」
野上良子は悩んでいた。その日は、同期の桜井侑衣とふらっと入った喫茶店で仕事の愚痴に
花を咲かせていたが、話をするうちに仕事とは、人生とは何かという地点に行き着いてしまう。
さらに野上にはちょっと言いにくい隠し事もあって……。
いつだって仕事はすごくハード、いつだって仕事はすごくホット。
Come on girls.

C「一般人戦隊シミンジャー」
金沢市の征服を企む悪の組織『金沢死ね死ね倶楽部』と戦う正義の戦隊、それが
一般人戦隊シミンジャーである。シミンレッド、ブルー、イエロー、ピンク、ホワイトの
五人からなるシミンジャーだが、そのうちのイエローさんが最近やられた。
今日はそのイエローさんの告別式。仲間たちは思い思いに生前の彼を懐かしんでいたが
そこに博士が新しいイエローさんを連れてきたことで、場の空気は一変する。
果たしてシミンジャーは新しいイエローさんを受け入れられるのだろうか。

◆作・演出

新津孝太

◆キャスト

間宮一輝・百々春菜・仁野芙海・佐々木具視・岡崎裕亮・島上かんな・中山優子・寺本深之祐・近江亮哉・馬渕小耶花・中川佳奈・中谷匡秀・小倉葉子・中里和寛

◆全ステージキャストの組み合わせが変わります!
ジョキャ初キャストシャッフル公演!
詳細は随時、HP・Facebook・ツイッターなどでおしらせしていきます。

◆連絡先

HP : http://jokya.jp
Facebook : “coffeeジョキャニーニャ”
E-mail :info@jokya.jp
主催coffeeジョキャニーニャ
後援 金沢市・金沢市教育委員会・北國新聞社・テレビ金沢・金沢ケーブルテレビネット・北陸放送・エフエム石川・ラジオかなざわ


posted by ジョキャニーニャ at 22:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年04月06日

劇団シアタースカイ 鬼姫を観た

新津です

劇団シアタースカイさんの鬼姫を観てきました

場所は石川県小松市の粟津演舞場

地図画像

2016/3/12(土)13:00からの回でした

正直粟津って遠いじゃないですか、しかも移動手段が電車やバスとなるともう13時に全然いける気がしない、なんて思ってましたが、実際小松駅まで電車で行くとうまい具合にバスがあって、賞味1時間くらいで会場につきました。思ったより心の距離が近くなった気がします

それはともかく鬼姫ですね

onihime

<出演者>
愛美
蜂谷日和(villa collection)
新藤未紗
村上真桜
山本康文
龍谷さとり
もちこ
小田部壮太
青野英敏
古田将也(TEAM 垣んちょ)
高山タツヤ(劇譚・華羽織)
小豆畑雅一(劇団青年座)

<公演スケジュール>
2016年3月
11日(金) 20:30
12日(土) 13:00 / 17:00 / 21:00
13日(日) 11:00 / 15:00
※開場は開演の30分前

主催
劇団シアタースカイ  

企画・運営
劇団シアタースカイ 

 

あらすじ

〜それぞれの想いが紅蓮の炎のように渦巻く中 何をもって鬼と呼び、誰を思って鬼となるのか・・・〜 無実の罪を着せられ、国を追われた親子は全てに決着を着けるために帰ってきた。 人々はその親子を“鬼”と呼び、 成長した娘を“鬼姫”と呼び恐れた・・・。 そして都に激しい雨が降りしきる夜“それ”は始まった・・・。

 

ストーリー

あまりよく覚えてないんだけど、鬼に村を滅ぼされた飛龍丸(蜂谷さん)と鬼姫(愛美さん)の戦国SFラブアクションみたいな感じかなぁ。飛龍丸は村を滅ぼされた恨みで鬼姫(と親父)を追いかけてたけど、鬼姫が強くて全然勝てなくて、殺されるかと思いきや殺されなくて、とりあえず城下町に行く。

珠螺紅(ジュラク)城の女城主である雅(新藤さん)も鬼姫親子を殺そうとしていて、理由としては、鬼姫の親父こと大鬼(青野さん)が妹とくっついたのがやるかた極まりなく、とりあえず妹を射殺。その時幼かった鬼姫と大鬼は都から落ち延びたっぽい

鬼姫は母親の仇として珠螺紅(ジュラク)城を攻める計画を立てていて、ダイナマイト的なものを用意して城に近づいていたが、敵地の近くのせいか色々と狙われる。飛龍丸の仲間の亜杜那(アズナ)(村上さん)も鬼姫討伐に乗り出すが返り討ちに

なんだかんだあって、雅の強い側近の白鋼(小豆畑さん)と戦い、鬼姫は深手を負う。そこに飛龍丸が現れ殺すチャンスだったが、憎しみの連鎖を断ち切る的な事を言いつつ殺さない。しかも、実際には村を滅ぼしたのは鬼姫ではなく雅だったことも分かり、単に雅に騙されていたと気づく

しかし事情を知らない飛龍丸の仲間に鬼姫は倒されてしまう。その後、飛龍丸はすべての元凶である雅の元を訪れる

なんか違うかもしれない

 

役者

愛美さんと蜂谷さんの恋人同士のようなやり取りがよかった。派手な殺陣もキレがあり見ていて飽きなかった

右近左近という面白キャラ的なポジションの二人が出ていたけど、左近(小田部さん)のセリフが聞こえにくくて少しもったいなかった。右近(高山さん)は動きとセリフにメリハリがあってよかった。結構スベッた感じになっていたのが、ちょっと大丈夫かと思ったけど、たぶんそういう算段だったんだと思う

熊耳(クマノミ)(もちこさん)のキャラクタが少し子供よりに極端すぎて、しかも声がやたら大きいのでもう少しボリュームを抑えてもいいんじゃないかと思った。もしくはキャラクタに幅を持たせるような緩急が欲しかった

雅役の新藤さんは大体いつも黒幕の役をやっている気がする。仕方ないとは思うけど過去の因縁なんかを説明するセリフが多くて、もう少しストーリーに絡ませてもよかったんじゃないかと思う

白鋼がまさに悪役って感じで、他の役者さんもそうだけど全体的にキャラクタそれぞれに個性があって、またそれが際立っていて、全体として話に厚みを生み出していたように思う

 

音響

すごく良かった。このために作られた楽曲のようなので非常に芝居の色と合っていて、存分にシーンを盛り上げていた。あと、カーテンコールの前にライブが始まってキョトンとしていると、それをBGMに役者が登場したのが面白かった

 

照明

結構派手な感じで、ファンタジー要素のある舞台設定をうまく表現していたと思う。特に炎の照明が効果的でアクションシーンをより迫力のあるものにしていた

 

衣装

かなり作りこんであって、これも照明・音響と同じように世界観の確立にかなり役立っていた。この三つが上手くそろうととてもフィクションな設定でも雰囲気が出ると思う。特に鬼姫の衣装がよかった

 

映像

始まる前にマウスカーソルが見えたのが残念

 

その他

ある意味オーソドックスなストーリーで、ライトノベルのような登場人物や、セリフ回しだった。ただ、それが悪い意味ではなくて、これまで見た公演よりも役者陣のキャラクタへの作りこみが深く、また照明の効果もあって非常に馴染んでいたというような気がした。パンフに新しいステージへのステップアップと書いてあったが、まさにそれを実行しているように思えた

場転が少しもたつくというかブリッジの音が静かなのもあって、ではけが気になった。セットがない舞台なのでもう少し転換が早かったらよかったと思う

展開が読めてしまうので、最後の雅と飛龍丸とのシーンはなくてもいいんじゃないかと思った。鬼姫が撃たれたところで終わってもよかったかも

話の絡み上仕方ないけど、刀が刺さって瀕死の状況で長々としゃべるとちょっとコントっぽくなる気がする

セリフのパターンで、誰かがしゃべる→別の人が大声でそれを遮る、っていうのが多くてなんとなくまたこのパターンかって思ってしまった

全体を通して何か新しいシアタースカイさんを見ているような感じでした。東京公演も頑張ってほしいです

好き勝手書いてすみません。気に障ったら謝ります。ごめんなさい

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 00:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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