2015年04月06日

蜜のあはれが上演されます

新津です

以前いしかわ演劇祭2013に向けて書いた蜜のあはれが千葉県で上演されます

○学校 千葉県立小見川高等学校
○日程 611(木),12(金)
○会場 匝瑳市役所 市民ふれあいセンター
○料金 無料

室生犀星原作の蜜のあはれを中元みれい氏が翻案したものを、僕が脚本に起こしたって感じです。ただ、翻案をそのままって形ではなくちょこちょこ自分でも色々書き加えています

mitsunoahare
いしかわ演劇祭2013 蜜のあはれ 金魚役のまいこさん

この脚本を書くまで室生犀星の著書はほとんど知らなかったんですが、蜜のあはれを読んでみると「これは一体なんなのだろう」っていう感想が一番最初に来ました。だってこれってファンタジーですよ。女の子と金魚がつねに同時に存在しているわけなんです。女の子なのか金魚なのか、文章の中でその二つが常に入れ替わり、さも当然といった風に何気ない会話が読者を煙に巻いていきます。まぁ、そこが面白いところなんですが

そして、中元氏からは「火の魚」「炎の金魚」という蜜のあはれのスピンオフのような作品を、蜜のあは自体に融合・再構築するような翻案が繰り出されました。僕はその案が面白いと感じながらも、結構難しいなぁと思って脚本を進めた事を覚えています

脚本自体ははりこのトラの穴から読めます。興味があればどうぞ

蜜のあはれ

読み返すとここはこうした方が良かったかなとか、色々と思うところはあるんですが、実際に上演した舞台だと脚本よりは演出や役者の方が大事な部分をしめていて、そういう文字じゃない部分のウェイトの高さっていうのが蜜のあはれの根幹なのかもしれません。文章のなかの女の子と金魚を想像させる、イメージを喚起させるっていう部分の面白さが蜜のあはれの魅力の一つのように感じます。さすが文豪

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 00:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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