2015年09月07日

劇団夢宇人 花よりタンゴを観た

新津です

ちょっと時間がたちましたが、劇団夢宇人さんの花よりタンゴを観ました

簡単に感想など

tango01

8/6(木)20:00〜 公演初日です

ストーリー

井上ひさしの作品。何回も公演されているので僕がここでストーリーを要約するよりも、他の方の感想などを見たほうが早いので引用します

戦後間もない昭和22年9月の東京・銀座。没落斜陽の元男爵家の四姉妹が開いた小さなダンスホールは、お上品な経営方針が災いしてか、客足はジリ貧、もう3ヵ月分も家賃をため込んでいる。そんなある日、突然乗り込んで来たガラの悪い闇成金は、なんと元男爵家の使用人・金太郎。だが彼は、そのホールを買い取ってアメリカ兵向けのお土産店に改装しようと目論んでいた。終戦を挟んで立場が逆転した四姉妹と彼との間に、互いの人生を賭けた大勝負が始まったのだが……。

http://www.nan-mon.com/gallery/31.html

時代設定が戦後という事あって、タバコ売りやDDTのくだりとか若い世代には時代背景になじみにくいかも、と思いました。そういう時代背景の一端を知るきっかけにはいいかもしれないですが、顔を白く塗って出てくるところで、DDTと言われてピンと来る来ないの差がありそうだなぁと

ストーリーは上の要約どおりで、話のメインは立ち退きに対抗するための金策で、そのなかでケンカしたりしなかったり、所謂悲喜こもごも。サブストーリーとして生き別れた兄妹の話があって、こちらはすれ違ったり、勘違いしたりで色々あって最終的に再開を果たすっていうようなつくりでした

 

役者

初日だったのもあってか、やたら台詞を噛んでいるのが目(耳)につきました。特に誰って言うわけではなく、全体的に台詞の切れが悪いという印象でした。ただ、カルロス田中さんについては間なのか台詞が出てこないのか何だか微妙な感じのところがあって、ちょっとひやひやしました

配役は夢宇人さんの役者陣とよくマッチしているように思えました。あと、ピアノ奏者の方の無口っぷりがよかったです。あと僕は個人的に、はややんさんの芝居が好きなんですが、役が結構マッチしている感じで且つ沢山観られて良かったです

一つ気になったのは、登場人物の年齢設定が一体いくつなのかという事です。三人姉妹の下二人が学生なのだろうという事はわかるんですが、そうなると回りの登場人物たちが一体何歳くらいなのか、と思ってしまいました

 

照明・音響

ダンスホールの設定という事もあって、音響や照明はきらびやかで時代設定を反映していたと思います。ダンスや歌のところが歌謡ショーみたいでした

 

舞台

すごくしっかりと建ててあり舞台設定の雰囲気がよく出ていたと思います。装置を配置しつつちゃんとアクティングエリアを確保されていました。奥に続く部屋があるのも、袖にはけるより場所の広がりを見せる意味で効果的だったんじゃないでしょうか

あと、二階のバルコニーも面白い使い方だったと思います

 

その他

個人的な感覚になるんですが、全体的に話の展開が遅いように感じました。最近のテレビや映画のようなメディアだといかに客を飽きさせないかという趣向が凝らされていて、とにかく展開が速いというかテンポよく進んでいくものが多いんですが、観た印象としてそういう点で少し冗長かなぁと。ただまぁ、それは最近のメディアに慣れすぎているということかもしれないです

それと、なんとなくチェーホフの三人姉妹を思い出しました。似ているところは三人の姉妹である点、没落貴族っぽいところ、社会の閉塞感くらいなんですが、姉妹が力を合わせ頑張ろうっていう終わり方は、三人姉妹で「私は働くわ」と言うシーンにオーバーラップするところがあったりなかったりしました。こういう閉塞感が席巻するような舞台設定はやはり、最後は完璧なハッピーエンドとはいえなくとも前向きな姿勢を見せて幕を下ろすのだなぁと思いました

好き勝手書いてすみません。気に障ったら謝ります

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 20:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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