2016年07月06日

劇団の集客とお金について

新津です

最初に予防線を張っておきます。せっかく観に来ていただいているお客さんに嫌な感情を惹起させるかもしれません。その場合は本当にすみません。あと、自己の経験からです。一般的なものにあてはまるかはわかりません

以下本文

色んなところで書かれているけど、アマチュア劇団のお客さんというのは基本的に知り合いとか、身内とか、他の劇団の人とかが大多数を占める。本当にチラシとかホームページだけ見てきたって人はかなり少ないと思う。毎回その統計を出そうと思って結局やってないけど、最近ジョキャニーニャでマーケティング本部が発足したので、今後はこまめにやっていきたい

数字出てないので何とも言えないけど、知り合いetcをAグループ、そうでないお客さんをBグループとしたとき、その割合は良くて9:1くらいなんじゃないかっていう感覚がある。これを前提とすると、最終的な集客というのは劇団員に直接関わりのある人がどれくらいいるかという点に集約される。もう少し露骨に言えば出ている役者が多いほど多くの集客が見込める。ただし、他の劇団の人たちという集団は劇団員の中でも重複する部分が多いので、単純に役者が多いからと言ってそこまでの増員が見込めるわけではない。友人が多い役者や他のサークルに所属している役者が多ければ多いほど、突き詰めれば交友関係が(演劇以外で)広い役者が多いほど集客が見込める

しかし、この集客方法には問題がある。沢山集客できる役者がやめたりすると、単純にその分集客が減る。また、大体は、人間年を重ねると仕事や家庭環境の変化で自由になる時間が少なくなってくる。観に来てもらえていた周囲の知り合いも同様に観劇に時間を割きにくくなる

劇団から見たときにこの問題の対処法は二つしかない。その一つは新しい劇団員を入れるという方法だ。つまり、露骨な言い方だけど、新しいお客さんを持っている劇団員が常に入団していけばこのリスクは回避できる。つまり、結論としては劇団員を増やすことが集客につながる、と言える

ここまで読むと、おかしいなと感じると思う。ここまでの話は完全に劇団の目的を忘れて、集客さえできればいいと言う極端な話になっている。役者=集客マシーンみたいな扱いだ。だけど、劇団は別に集客数を増やすのが目的の団体じゃないはずだ。いや、それでも演劇はお客さんがいないと成り立たない。お金もかかるしチケット収入が欲しい。まぁ、たんなるわがままみたいなところもあるけど、そういう話

ただ、お金は欲しい。少なくともジョキャニーニャはお客さんを呼ぶ目的の一つに、予算の回収という側面がある

集客少ない→お金が足りない→困る という簡単な図式だ

ただ、ここでも一つ立ち返る必要がある。別にジョキャニーニャは営利団体でもない。だから言ってしまえば赤字だからと言って倒産することもない。ただ、劇団員の持ち出しが増えるだけだ。あまりにも多いと解散するかもしれないけど……。それで、ここまでくると話はどんどん露骨になる。

集客少ない→劇団員の持ち出しが多い

裏返せば、自己負担を軽くするために集客していると言ってもいい。まぁそれが悪い事だとは言わないけど、よくよく考えるとそこに行きつく

いやいや、そうじゃない、集客するのは芝居をたくさんの人に観てもらいたいからで、金のことは二の次だというのであれば、お金をとらなければいい。その方がたくさんの人に観てもらえると思う

現実はおそらくその両方で、沢山の人に観てもらいたいしお金も回収したいという話なんじゃないかな

少し話がずれたので戻す

集客を増やす解決策のもう一つは、最初に出てきたBグループのお客さんを増やすという方法だ。これがこの狭い業界でよく言う一般のお客さんというやつで、これができれば役者が辞めて途端に集客できなくなるとか、そういう事は少なくなる。ただ、これは難しい。Aグループが多いのはそもそも知り合いがでている、というある種のプラス要素があるからで、付き合いや下心とかもあるかもしれないけど、とにかく誘いやすいし、行きやすい

これがそういう繋がりのないところから集客するとなると、これはもう広告出すとか、CM打つとかポスティングするとか、口コミでひろめてもらうとか、そういう情宣活動を大々的にするか、有名人が出るか何かで話題にならないとまず難しいと思う。それと、これは大前提で、内容が良いものであることっていうのが必須。そういう内容との話については別で書きたい

ただ、これは決してAグループのお客さんが多いことが悪いって話ではなくて、劇団員が30人いて、一人あたり30人お客さん呼べれば900人の集客で、それってすごいことだと思う。ジョキャニーニャが成り立っているのも結局そういう繋がりで観にきてもらっているお客さんのお陰で、そうじゃなかったらとっくになくなっている。それと、多分少しは脚本が面白いとかそういうところもあって、続けて観てもらえてるんだと思いたい

なんかやっぱりちょっとお客さんが減るような内容の気がするけど、なんか書いた方が良いという天啓を得たので書きました

気が向いたら続きを書きます

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 21:31 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
僕、こういう話大好きです。

もっとぶっ放せばいいと思うよ!
Posted by まさひけ at 2016年07月10日 19:43
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