2014年02月20日

稲荷のしろきつねが終わったので

新津です

劇団nonoさんの第五回定期公演「稲荷のしろきつね」が、2014年2月11日無事終幕を迎えました。こんな風に他の劇団さんに呼んでもらって演出するのはほとんど初めてだったし、結構長い間稽古してたので色々と反省やらなにやらあるので振り返ろうと思いました

まいこさんが描いてくれた稲荷神社の絵

稲荷神社_s

最初の話では、すでに野々市の民話を元にした台本があり演出だけをという話でしたが、なんだかんだ色々あり、おいらも台本に手を入れる事になりました。まぁ、チラシの「人気脚本家」という煽りにはちょっと驚きましたけど……

御簾の影の上皇様

上皇_s

やっぱり最初は俳優陣に苦労したというか、ほぼ初対面の方々と一緒にお芝居作って行こうっていうので、結構ドキドキしましたね。オーディションをしたわけでもないし、誰がどんな役者でどんな事ができるのかっていうのが、やっぱり分からなかったわけです。それでも何回か適当に読んでみて配役を決めましたけど、結果的にはよかったんじゃないかと思います

あと、劇団nonoさんのカラーとして歌あり踊りありっていうのがあったんですが、おいらとしてはもうそこのトコはかなりの未開の地だし、手探りでやっていけるかなぁと思ってたところ、奇跡的にあの素晴らしいLAVITちゃんが手伝ってくれるって事で、ああ、良かったって思いました。まぁ、いしかわ演劇祭での劇団nonoのゆうたろうさんとのバーターなんですが

と言う事で歌と踊りはLAVITちゃんにお任せというか、まぁ時々口挟むくらいで、丸投げしてました。やっぱりほら、餅は餅屋ですから

ダンスの指導をするLAVITちゃん(後頭部)

DSC_0066

それで他に課題というか、どうしようかなぁと思ったのがセット(大道具)でした。元の台本がそもそも色んなシーンを行き来するつくりなので、仮に全部の場面の舞台装置を用意するととっても大変。だけど、抽象的な舞台だとあまりにも雰囲気が出ない気がする。それに衣装はしっかりしているのでできればやっぱり背景も合わせたい。ってことで、背景はスライドにすることになりました。

ちょうど稽古を始める少し前に劇団アンゲルスさんの鴨猟を観ていて、そちらで大きな白い布に写真を写されて背景としていたので、簡単に言うと、それを真似ることにしました。ただ、舞台が平安時代なので写真は厳しいと思いイラストで行くことに。これに関しても運良くいしかわ演劇祭で知り合ったまいこさんがやたら絵が上手く、想像以上のものを仕上げてくれました

おいらの描いた絵コンテ

P8_水晶玉

まいこさんが仕上げた絵

水晶_s

ただ、背景をスライドでやるのは初めてだったので、本当に違和感なく演劇として楽しめるんだろうかと不安でしたが、実際に写してみると意外と悪くないなぁと思いました。勿論、芝居の種類を選ぶとは思いますが

あと、スライドを映すのなら、折角だからちょっと動かしたくなるのが人情ってものです。そこで地元の映像ユニットU-MOAさんに協力いただき、ちょこちょことスライドに動きをつけてもらいました。ダンスで使った映像なんかもU-MOAさんからお知恵を拝借して作りました

PowerPointは凄い

ここまでで分かるとおり、基本的に周りの方々に依頼して作ってもらうスタイルで稽古は進んでいきました。ただ、衣装に関しては劇団nonoはとってもしっかりしていると思います。今回のような時代劇ものだと、やはり見た目として衣装が重要になってくるわけですが、この公演で使用した衣装は細部まで作りこまれ、細かく採寸し、かなり手間隙をかけたものでした。明神様のカツラができたのなんて本番の一日前ですから、ギリギリまで改善を積み重ねようという意識が見て取れます。まぁ、特に明神様にカツラをかぶせるという予定はなかったんですが……

準備中の上皇様と部下2

DSC_0073 

それで、台本についていうと、やっぱりもともとある台本に手を入れるっていうのは難しいなぁと思いました。野々市の民話が大本になってるので、あんまり奇天烈な事もできないですし、ゼロから書き換えるのも時間が掛かるし、かなり迷いながら書いてた気がします。ただまぁ、少しでもコメディの要素を入れようとしたのと、現代からのタイムスリップものだったのでその未来人らしさを何とか使えたらと思っていました。その結果が、歌舞伎の話であったり、3DSを使ったりした伏線になってます

また、小さいお子さんも観に来られると言う事もあって、飽きさせないように色々と仕掛けを入れたりしてました。ゆうたろうさんのNo Gravityもそうですけど某星闘士風に殴るアニメーションや、ゆうたろうさんの空気読まないキャラなんかも、ちょっとずつ変化を与え続けてることを念頭においていました。そのため若干ゆうたろうさんのキャラクタがおかしいですけど

あ、最後のチャンカレがウケたのが嬉しかったですね。野々市だけに

役者陣については、色々と課題があるというか、体力的な部分から発声や、身体の使い方とかそのあたりをもう少し訓練すべきだったと思います。しかしまぁ、途中でジョキャニーニャの公演もあって稽古が停滞した期間もあったので、役者陣というよりはおいらの稽古プランが杜撰だったかと思いました

でも、稽古開始時と比べてみんな上手くなったし、特に家近役の山口さんはとっても良くなったと思いました。まぁ、夜の回では台詞飛んだり出とちったりしてたけど、そのあたりは純粋に稽古が足りなかったです

あと、音響や映像オペレーションなんかもほとんど初めての方にやってもらってて、かなり苦労をかけてしまいました。機械絡みは難しいなぁと痛感しましたね。ただまぁ、便利な部分あるのでもう少し使いこなして、ジョキャニーニャでもなんかそういうIT機器を使って面白いことできないかなぁと思いました

DSC_0101

他にも実は登場人物が最初と比べて一人減っていたり、急に音がならなくなったり、柿喰う客観に行ったり、野々市の稲荷神社に公演の成功を祈願に行ったり、大変なことも多かったけど、楽しいことも多かった稽古であり本番でした。機会があればまた一緒にやらせてもらいたいと思います

劇団nonoの皆様、ありがとうございました

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 23:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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