2014年03月19日

タント演劇学校 あきつね を観て来た

新津です

先週の土曜日、タント演劇学校の「あきつね」を観て来ました

最初は、源秋常みたいな人の話だと思ったんです。チラシもなんかそんな感じの人が描かれてるし武士とか出てくるのかなって。もしくは狐が出てくるか

akutune

だけど、実際は秋常山古墳群の話でした。恥ずかしながら石川県に30年以上住んでいますが、その存在を知りませんでした。というか石川県に古墳がある事すらしりませんでした。あるんですね古墳。しかも前方後円墳。なんか凄い気がします

お芝居の方はというと、最初の五分はいろいろあって間に合わなかったんですが、大まかには「あきつね」という土地に住む人達の話でした。大和朝廷や新羅との関係があったり、その土地を統べる王やその子孫のことだったり、謎の力を持つ巫女の話などなど、大きなストーリーを見せると言うよりは、文化を読み解くといった方がしっくりくるような気がしました

話の核となっていたのは、巫女となった女は子供を作ることが許されないが、それでも子供が欲しいので謎の力でみんなの記憶を改ざんし、自分の子供だけど違う女の子供と言う事にするっていう部分かなぁと思いますが、それを中心に進んでいくのでもなく、ちょっとした社会見学のような感じでもありました。通常ストーリーっていうと話を追っていくような認識ですが、それとは違いなんだかとても新鮮でした

話に関して言うと、時代を意識されたからだと思いますが使っている言葉が難しく、しばしば何の事を言っているのかわからない事がありました。特に陵(みささぎ)が頻出ワードなんですが、たぶん大きな墓の事を言ってるんだろうなぁと思いつつ、間違ってたらどうしようという不安も感じつつ観ていました。まぁ、おいらの教養が足りないといえばそうかもしれないですが

あ、そうそう、映像が凄かったですね。炎とか雨とか、何か不思議な模様とか、舞台がシンプルだったので大きく映し出される映像がとても効果的だったと思います。照明とも相まって芝居の雰囲気を上手く作っていたように感じました。逆に言うと普段のシーンは少し物足りなかった気がします

役者陣は色んな方が参加されているので一概には言えませんが、松田さんがやたら噛んでいた事はよく覚えています。あと、最初の巫女役の方が印象に残っています。キャラクタの雰囲気を上手くつかんでいて、声も通るし台詞も聞きやすかったです。王の息子や后など周辺の役回りの方々は個々人では役を確立して見せているものの、会話がなんだかちぐはぐであったり、全体で盛り上がったりするシーンで揃っていなかったり、少し詰め切れていない部分があったように感じました

シーンの間などで時間の経過を説明したりする役の方は、良い具合に力が抜けていて良かったと思います。台詞回しなんかもキャラクタを上手く表現していたんじゃないでしょうか。まぁ、個人的な好みかもしれませんが

一番気になったのは衣装で、基本的に白い衣装が多く、フォルムもほぼ同じなのでキャラクタの識別が少し難しかったです。背景も白っぽい感じで段差以外の装置もないため、全体的にぼんやりした印象を受けました。そしてまた、誰か一人を主軸にしたような展開でもないため、全員が同じように見えてしまいました。その時代を俯瞰で見るようなつくりなので仕方ないとは思いますが、もう少し衣装に個性があっても良い気がします

好き勝手書きましたが、おいらも最近劇団nonoさんで地域密着型のお芝居をやったので、結構親近感があり、色々と参考になる部分も多かったです。パンフに古墳の折込があるのも地域密着って感じで面白いですし、ちょっと古墳に行きたくなりました

 

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 00:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/90801991

この記事へのトラックバック
石川県金沢市で細々と活動するCoffeeジョキャニーニャのブログ

ジョキャニーニャブログ