2014年03月31日

劇団さくら 赤鬼 を観てきた

新津です

先週の土曜日、劇団さくらさんの赤鬼を観ました

akaoni

 

原作は野田秀樹さん。個人的にもこの台本が好きなので楽しみにしていました

おいら映像でしか野田さんのやってる赤鬼を観たことないんですが、コミカルさとテーマの鋭さが入り混じり、激しい展開や単純な謎ではなく、少し不気味な何とも言えない空気感で進んでいく作りに感嘆させられます

あらすじに関してはここがとっても詳しいです

舞台は四方を客席で囲み、周りに小道具で使う花がささった空き瓶が置かれていました。それと小さな箱をいろんなものに見立てて上手く場面を現していました。

劇団さくらの方々は若くてとても活力溢れる演技でこの難しい台本をこなしていたと思います。特にとんび役の方は身体も良く動くし、役の切り替えも分かりやすくきっちりと演じられていました。また、台詞がとても多く勢い良く喋る必要があるんですが、それらも聞き取りやすく、話を進めるキャラクタとして必要な要素を満たしていたように見えました

あと、衣装もなんかちょっと足りない感じが良く出てたと思います

ミズカネ役の方は初舞台と言う事で、若干身体が硬く台詞も少し一本調子な感じがしましたが、初舞台と言う事を鑑みればむしろよくやっていたというか、おいらの初舞台に比べたら天と地ほどの差がありました。初舞台であれだけの台詞と時間をこなすのはとても大変だったんじゃないでしょうか

ただ、やはりミズカネは言葉遊びと飄々としたキャラクタが売りだと思っているので、台詞の硬さからそのあたりが少し物足りなかった気がします。抑揚や緩急があり、身体がリラックスしていればより良かったかもしれません

あの女の方は台詞がとてもまっすぐで、役の特徴を上手く捉えそれを表現されていたように感じました。ちょっと赤鬼初演の富田靖子さんの雰囲気に近かった気がします

あと、赤鬼の方は背が高くて役にぴったりでした。ただ、寝転ぶシーンが時々あって客席の構造上上の方に座ってる人は見えにくかったかもしれないです。あと、ダイワハウスが面白かったです

照明も美しくとても効果的でした。ただ、洞窟の壁面を見るシーンで客席を壁に見立てていましたが、対面の客席の方が見えてしまってなんだか興を削がれた気がしましたし、また、逆に向こうからこっちを見られていると思うとなんだか気恥ずかしい感じがしました

場転に関しても暗転の中スムーズにされていて良かったと思います。はけ口が4つありシーン転換も多いんですが集中して見られました

そんなわけで、全体的にとても良い舞台だったと思います。ただ、映像で見たオリジナルのバージョンを覚えていたため、もう少し全体を通して笑いが欲しいところではありました。また、以前らくだ☆カゲキ団さんが赤鬼をやっていた時にも感じたんですが、すでにある芝居を模倣しているような印象を受けました。勿論、既存の戯曲なので近くのなるのは当たり前なんですが、あまりにも大元の印象が強いのでそれを払拭するのは難しい気がします

ちなみに、オリジナルの動画がニコニコ動画で(違法かも知れませんが)見られます。

【ニコニコ動画】野田地図番外公演「赤鬼」1/4

 

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 23:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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