2014年11月30日

粟津演舞場で飛龍伝を観た

新津です

先週末、粟津演舞場で飛龍伝を観てきました

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簡単に感想など

 

役者

ジョキャニーニャの代表が出ていて褒めにくいところもありますが、まさにつかさんっぽい芝居でした。メインの竹田さんと猪島さん、あと岡崎代表は演技が安定していて、台詞も出番も多いものの見事に演じきっていたと思います。特に猪島さんがすばらしかったです

あと全編通して宮下さんのキャラが面白かったです。髪の毛のネタはずるい

大分大学の別府さんっていうのも洒落がきいてていいなと思いましたが、本名が別府さんっていう事を知らないと面白みが半減する気もします。どちらかというと内輪受け的な感じでしょうか。おいらは面白かったんで良いんですけど

つかさんの本なのでああいう感じの芝居がしたい人が集まったという印象でした。ただ、出番の少ない役者さん達は滑舌がいまいちだったり、どことなくテンポが悪いところがあるように感じました。稽古量の差かもしれませんが、少し気になりました

 

舞台

演舞場の大きさから見て、出演人数に対して狭いように感じました

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とにかく沢山人が出てくるシーンでは舞台上がぎゅうぎゅうに詰まっていて、なんとなくもう少し広いといいなぁと思いました

また、客席がフラットかつ舞台がそこまで高くないので、後ろのほうに座ったら前の人の頭で舞台の下の方が見えにくかったのが残念でした。特にしゃがみこんだり伏せたりする場面が多いのに、そこが一番見えにくくなっていて勿体無くもあり、もやもやする感じでもありました。後半の山崎と美智子のシーンは猪島さんの芝居がいいだけに、殊更そう感じました

 

音響

選曲はおそらく原作通りだと思いますが、竹田さんの歌の上手さもあいまって芝居に勢いを生み出していたように感じました。カノンの音量とかも大きすぎず迫力があり良かったですね

音響とはちょっと関係ないですけど、客席でぐずついていた子供の声と音響の子供の声が似ていて、時々音響なのか客席からなのか分からなくてどきどきしました

 

照明

LEDの照明がすごく明るくて、目潰しとかムービングとか色んな効果とかあっていいなぁと思いましたが、普段見ている照明との違和感なのかなくとなく物足りない感じでした。舞台に役者が沢山出ていて、そこに色んな色の照明が当たっていると変に狭さが際立つというか、まぁ、おいらが見慣れていないだけなのかもしれないですけど

あと、つかさんの芝居の照明っていうと、熱海とかロマンスみたいなのを想像していて、サスの下で長台詞言いながら汗がだらだら出て、顔を振るたびにしずくがピシャッって飛ぶような感じかと思っていたんですが、どちらかというと何かきれいだなぁと思いました

それと、たぶん見上げる形の舞台且つ天井が低めなので、灯体自体がやたら目に入ったのが気になりました。灯体が見えていると場面を表現する照明というより、単なる明かりみたいに見えてしまって、ステージの照明って感じがしました。いやまぁ、ステージなんですけど

 

その他

観に行くまで幕末純情伝と勘違いしていた

観た後にそういえば昔BSで観た事あったなぁと思い出した

11・26がいつの11・26なのかよく分からない。話の中では一年以上経っていたように見えて、あれもう11・26過ぎちゃったんじゃないの? と思ったらまだだった、みたいな感じ。まぁ、原作自体がそんな感じだった気がしないでもない

パンフがあった方が色々と助かる気がする。演劇に慣れていないお客さんにはあらすじとかがあったほうが親切なように思う。粟津演舞場まで観に来る人は慣れてる人ばかりも知れないけど

ダンスのふりが若干アヤシイ人がいたけど、気のせいだと思う

全体的に勢いがあり完成度の高い舞台だったと思います。色んな劇団の方々が集まって作られていて、たぶんもう二度とない舞台じゃないでしょうか。そういう意味で、オールスター的な位置づけとしても面白く観れました

好き勝手書いてすみません。気に障ったら謝ります

そんな感じです

 

今確認してみたらニコニコで’94とダブルスが観られるみたい。たぶん違法だけど

http://www.nicovideo.jp/watch/sm12200023

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8438881

広末可愛い


posted by ジョキャニーニャ at 04:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年11月06日

金沢クリエイティブスタジオ 狭間を観た

新津です

ちょっと間が空きましたが、金沢クリエイティブスタジオさんの狭間を観てきましたので、簡単に感想を書きます

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この日はNo reasonとのダブルヘッダーでしたが、二つとも人の死を扱っていて奇妙な共通点があるなぁなんて思いながら観ていました


舞台

白い壁が並び、ちょっとした飾りがつけてある。舞台中央の壁の隙間から下手奥にゆるいスコープ。 奥は見えない。上手と下手にベンチがおいてある。壁を建てるだけでも苦手なジョキャニーニャから見るとすごくしっかりしたセットだと思った。あと、終盤で壁を割って出てくる汽車がすごい。完全に意表を突かれた展開にびっくり。全体的に舞台装置が良いなぁと思った


役者

個性派揃いではあるものの、それぞれのキャラクタがしっかり確立それていて、色んなキャラクタの話がどういう風に絡んでいくのか期待を持たせる配役だった。騒がしいグループ(剣持・近藤・高橋)が主役の男と対照的で人物の把握がしやすく全体的にきっちりとした流れだと思った

駅員さんはとても雰囲気が出ていて出番は少ないものの、キーパーソンとしての役割を見事に果たしていた。打多さんのパジャマが可愛かった。前半ほとんど喋らない西本さんと内多さんだが、後半になって二人が会話し始めると話は一気に進み、そこまで停滞していた流れを急激に加速させるため何だか少し開放感めいたものを感じた。すっきり、みたいな

個人的には近藤さんの胸に包丁刺さってたのが好きだった

気になった点とすれば、登山家の下村さんの動きというか所作が若干硬かったように思う

 

音響

あまり覚えていないけど、特に気になるところはなかったように思う


照明

最後の汽車のシーンの明かりとスモークが印象的だった

 

その他

前半の方は客席の方が概ね話の流れを予測できるのでやきもきするところもあったけど、近藤さんが何回も来たり、臨時列車に乗ったり、助かったと思った下村さんが助からなかったり、それぞれの話に起伏があり、最終的なギミックも用意されていて、満足感のある内容だった

ただ、ちょっと役者陣全員演技がけっこう濃い感じで、個人的にはもう少し軽い感じのキャラクターがいた方が好みだなあと思った

好き勝手書いてすみません。気に障ったら謝ります

そんな感じです

 


posted by ジョキャニーニャ at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年10月30日

Stack pictures#3 No Reasonを観てきました

新津です

荒川ヒロキさんプロデュースの公演を観て来ました。詳細は前回のエントリにも書きましたが、再掲しますとこんな感じです

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石川県小松市出身で、小林賢太郎・劇団EXILE・よゐこなどの舞台映像を手掛ける荒川ヒロキが「舞台映像作家が作・演出をするとどうなるか?」という実験的な企画の第3弾。
過去2回は東京にて上演し、金沢は今回が初めて。

やはりさすが一線で活躍する映像作家さんと言うことで、映像がすごい。白い板に色んな背景を写して色んな場面を表現していたんだけど、これがまた、プロジェクションマッピングすごい。白い板がいろんな場面に変わるし、それぞれに全然違和感がないし、これはもう演劇の背景は全部これで行こうって思うくらいにすごい。オープニングの映像も超カッコイイ

あと、切り替えのアニメーションも面白いと思ったし、細部へのこだわりが感じられた。おいらだったら普通にフェードイン・アウトくらいしか思いつかないし

ストーリーは付き合ってる二人がいて、男の方が死んじゃって、残された女の方のそこからの立ち直りというかその先どんな風に生きていくのかっていう、感じの事が主題っぽかったんじゃないかなぁ。ちょっと気の強いサバサバした女をみろく先輩が演じていたけど、役にすごく合っていた様な気がした。というか、全体的に役者さんと役のイメージが近くて、演技に無理がないように感じられた。あと、千徳さんの話をずらしていくボケが面白かった。特に急におばあちゃんと一緒に住んでいる話をするのが好き

話は大きな起伏がある展開ではないものの、少しずつそれぞれの立場や感情が表れてくるつくりで、小気味良い会話で展開する王道的なトレンディドラマの様でもあった。何て言うか、さわやか

これはたぶんおいらが脚本を書くから思っちゃうことなんだろうけど、全員が知り合いっていう設定から始まると、どうしてもキャラクタに状況説明をさせないといけなくて、少しまどろっこしい会話になっていた様に感じた。まぁ、仕方ないんだけど

それと、すこし役者陣全体で台詞の安定感がなくて、ちょっと集中力をそがれたりしたのが残念ではあった。噛んだりぶつかったりとか。あと、蜂谷さんの声がすこし聞き取りにくかった。たぶん、製作期間の短さもあったんだと思う

ただ、全体的に新しいというか、金沢ではまず無かったもので、たぶん色んなところに刺激を与えているし、次からガンガン映像使ったりする劇団が増えたら面白いと思う。色んなタイプの演劇を見るのもそうだけど、やっぱり知らないことを一つでも知るって言うのは幅の広がりが感じられるし、観て良かったなぁと思った

好き勝手書いてすみません。気に障ったら謝ります

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 00:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年10月22日

No Reason の 狭間

新津です

すっかり寒くなってきました。冬の気配が近づいてきているような気はしますが、たぶんまだ秋です。そして秋といえば芸術の秋ですね。と言うことで、今週末は金沢で気になる公演が2つあります。

一つ目は

No Reason

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石川県小松市出身で、小林賢太郎・劇団EXILE・よゐこなどの舞台映像を手掛ける荒川ヒロキが「舞台映像作家が作・演出をするとどうなるか?」という実験的な企画の第3弾。
過去2回は東京にて上演し、金沢は今回が初めて。

舞台映像作家の荒川ヒロキさんがプロデュースするこの公演。石川の演劇を盛り上げるためにも尽力されている荒川さんですが、一体どんなパフォーマンスになるのかとても楽しみです。

役者陣はカッコイイ俳優Villa Collectionのお二人と、ジョキャニーニャ第三回公演に客演していただいたこともある美緑先輩。そして、劇団nonoの千徳さんという、どんな化学反応が生まれるか想像もつかない、けれど間違いなく面白くなりそう、という面子。これは観ないと勿体無い!

開場・開演は

2014年10月24日(金)
開場:19:00 ~ 開演:19:30 ~
2014年10月25日(土)
開場:12:30 ~ 開演:13:00 ~
開場:16:30 ~ 開演:17:00 ~

おいらは25日の13:00〜の回に行こうと思っています

詳細はとっても便利なこの石川シアターマップというページで確認ください

あと、No Reasonってタイトルも気になりますね。コカコーラ?

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もしくは皐月賞

2つめは

狭間

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第3回企画公演 「狭間」

金沢クリエイティブスタジオ
ドラマスペース
ただまつしかないんだよ、その時を・・・
場 所 金沢市民芸術村ドラマ工房
日 時 2014・10
24(金)20:00〜
25(土)14:00〜
20:00〜
26(日)14:00〜
(開場は開演の30分前)
前売り ¥1500-
当 日 ¥2000-

毎年コンスタントに公演をされているKCスタジオさんの第三回公演。金沢の演劇シーンを背負って立つ西本さんを筆頭に個性的な役者陣がそろっています。そしてここでも出てくるのが劇団nono。こちらには西出さんが参加されています。劇団nonoの積極的な客演姿勢が見えますね。あと、徳田さんには前回のジョキャニーニャの公演で照明オペをしてもらいました。

こちらもあらすじ的なものはないんですが、実力派がそろっていることもあり、きっと刺激的な舞台になっているんじゃないかと思います。おいらは25日の20:00〜の回を観ようと思います。そうです、昼はNo Reason、夜は狭間と梯子しちゃう予定です。さすが芸術の秋!

たぶんその後片町に飲みに行って酔っ払って帰る事になるでしょう。

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 22:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年10月14日

タント演劇学校 ―初恋 を観て来た

新津です

寒くなって来ましたね

タント演劇学校第16回公演「―初恋」を観てきました。初恋の前の棒が全ダッシュでいいのかすこし不安です

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あらすじなどはこんな感じ

作:土田英生

脚色・演出:市川幸子

日時:
2014年10月11日(土) 午後7時
2014年10月12日(日) 午後2時
開場はそれぞれ30分前より。

場所:根上総合文化会館 音楽ホール「タント」

チケット:(全席自由) 一般1000円、高校生以下500円

あらすじ:
ホモセクシャル達が暮らすハイツ結城。近所からは「ホモアパート」と呼ばれ、石を投げられるなどの被害が後を絶たないが住人達は楽しく暮らしていた。しかし住人の一人が「女性に恋をした」と告げることから、住人達の日常は崩れていき・・・・・・。
社会から疎外された集団が内側から崩壊していく様を可笑しくも切なく描く。
DVD MONO CLASSIC Vol.1 「ー初恋」より

いつもの感じで適当に感想など

 

舞台

とあるアパートの一階のロビー的な場所なんですが、全体的に作りこまれていて扉や階段なんかもすごくしっかりしてて良かったと思います。配色もカラフルで夕日が差し込む窓とかあって全体的に装置としての完成度は高かったです。完全に部屋を作っちゃうのは厳しいところもありますし、ああいう半抽象的な舞台って言うのは面白いですね。まぁ、キッチンっていう設定なので、もう少しキッチンっぽさがあっても良かったかもしれません。

 

役者

出てくる主要キャラクタがほぼオネェ口調なのにまずびっくり。ああいう人たちって普段からそうなんだろうか、とか考えたりしました。それはいいとして、何か役者陣がすごく役に自分を近づけて行っている感じがして、あれ、この人本当にそっちの人なんじゃないだろうか、と思うほどでした。あと、大家さんがかわいい

ただ、緊張もあったんだと思いますが、全体的に台詞が速くて時折聞こえなかったり意味が取れなかったりしました。また、口調を変えているせいもあるのか、声のボリュームも小屋の大きさに対して足りていないようにも感じました。会話だけで進むお話のため、もう少し緩急やメリハリがあったら良かったんじゃないかなぁと思います。ただ、吉村さん役の方は滑舌もよく声も出ていて、また動きもしっかりしていて個人的には一番輝いていた役者さんでした。あと、大家さんかわいい

もう一つ言えば、結構重要なキャラである毛利さんも、もう一つ台詞であったり動きであったりが洗練されていてほしかったです。とは言え、なかなかあの規模の小屋でああいった会話メインの芝居は間を持たすのも大変だと思いますし、結構集中して観られたのはやはりそれぞれの役者さん達の役作りが良かったんじゃないかと感じました。あと、大家さんかわいい

 

音響・照明

基本的に普通のシーンで会話が主なので、派手な変化やBGMはありませんでしたが、全体的に違和感なくそれぞれのシーンが作られていたと思います。雷の鳴るシーンで後ろの幕が明るくなるのが良かったです。個人的な好みですが、客入れの最後の曲はもう少し盛り上がる感じでもいいんじゃないかと思います

 

その他

松田さんのピチピチのパンツが良かった。っていうか、役者さん達は全体的に衣装がよく似合ってたと思います。
客入れ最後の暗転から芝居が始まるまでが短くて、なんだか急に芝居が始まった気がしました。
土田さんの戯曲っぽい面白い感じの会話が、時々上手くかみ合ってないような気がしました。
客席で何回か電話が鳴ったり(最初はSEかと思ったら違った)、途中退出が多かったりと、時々集中力が切られる瞬間がありました。
個人的には去年のあきつねより面白かったし、また役者陣が確実にレベルアップされているように思いました(えらそう)。次回公演を楽しみにしたいと思います

好き勝手書いてすみません。気に障ったら謝ります

 

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 22:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年10月09日

公演から一ヶ月が経ちそう

新津です

ジョキャニーニャは特に活発な活動はしておらず、ぼちぼちと時折集まったりしてオフの期間を満喫しています。やっぱり休息って大事ですね。本番間近なんてずっと目の下にクマができてて、仕事中でも隙あらば寝ようとしていた気がします

ジョキャニーニャの前回公演から一ヶ月が経とうとしていますが、先日観劇集団Message Boardさんが感想をアップされていました。いつもありがたい限りです。

今回の失恋レモン〜に関しては、公演を観られた方から概ね良かったと言うような感想をいただいていて、皆で眠いながらも頑張った甲斐があったなぁと思います。ただ、早めに音響関連のスタッフを何とかしないと、おいらの寝不足はなかなか解消されないでしょう。稽古後に家でシーンを思い出しながら音楽を聞き続けるのは本当にしんどい。Qさんの復活が望まれます

今更ですけど、何か裏話でも書こうと思います

えっと、たぶん土曜日の夜の回だったと思いますが、部長役の佐々木さんが本番中に携帯電話を鳴らしました。小道具で使っていた私物の携帯電話だったんですが、電源を切っていたにもかかわらずアラームがなる設定になっていて、ちょうど終わり際のシーンでオカザキ代表と会話しているところで急に軽快な音楽が流れました

前説で注意しておきながら、本番中にしかも舞台上で携帯の音がなるとは、きっとこれそうそうない事だと思います。ただ、さすがジョキャニーニャのファンタジスタ佐々木さん。アラームがなっても何事もなかったかのように、いや、ちょっとアドリブで「お、すまん」とか言って普通にアラームを止めました。すごくナチュラルな演技で、あれ、こういう段取りだったっけ、と思うほどスムースな動作でした。ただ、何かの伏線とかそういうことではないので、ただ単にアラームが鳴って止めた、という謎のシーンが挟み込まれただけでした。気づいた方は何だったんだと思ったかもしれません

 

DSC_0708ファンタジスタの名を欲しいままにする佐々木さんの楽屋風景


たぶん鳴った曲は「正論」

何も知らないフリをして明日は自由が道へ!

 

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 23:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年09月24日

失恋レモンは残酷カモミールの反省

新津です

昨日は失恋レモンは残酷カモミールの公演を終えて、皆で芸術村のオープンスペースで反省会をしました。色々有意義な話やそうでない話をして楽しかったです。あ、劇団員が一人増えました

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あと、前回のエントリで感想いただいた部分に返信しようって言っておきながら、しばらく時間が空いてしまいました。すみません。大阪行ったりしてました

大阪でみたミステリ館の錯覚っていうお芝居というか、推理アトラクションがまた面白くて、全然これ目的で行った訳ではなくて、ただCorichで当日やってるお芝居調べたら面白そうな内容だったので、その場でメールして予約して行きました。ストーリーというか謎解き自体は、なんとも言えない感じのつくりでしたが、やはり実際色々と現場を回ってヒントを集めて謎解きするって言うのは面白いですね。作り手側のミステリ愛がそこかしこに見られたのも良かったです

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あ、それで、いただいた感想なんですが

また、前回の「おしゃれリボン〜」は、設定や小ネタを消耗品のように使い捨て、回収される伏線というものがほとんどない雑なつくり(失礼な言い方ですが)だったのに対し、今回は設定や小ネタがストーリーときちんと絡み、ほぼ無駄のない舞台となっていました。

よく観ていただいてるなぁとありがたく思います。確かに前回のおしゃれリボンと奇妙なカタマリ(通称おしゃリボ)はこれといった伏線を消化せず、その場その場のシチュエーションを重視して書いていました。Beat itのフラッシュモブ風のダンスとか、泥棒と刑事で盗んだお金がループするところとか、後半主人公が追い込まれていくところとか、こういう事になったら面白いんじゃないかっていうのが軸になっていました

今回は後半の金庫開けるシーンにどうやってつなげるかという所に重点を置いて、前半の恋愛パートを書き進めました。少なからず伏線を用意して後半でそこそこ消化できたんですが、個人的にはもう少し何か工夫できたんじゃないかなと思います。また、前半の部分を書いてるのが楽だったので冗長になってたところもあるかと

途中まではちょいちょい笑いがこぼれ、乱れた人間関係が白日の下にさらされる修羅場が最高におもしろく、クライマックスに向けての期待が高まったあと。
……うーん。
オチがなんだか弱いような気がしました。
弱い。うん? ぼやけている、というか。

何だこのオチは、というのは正しいと思います。なんていうか、それでいいの? っていう結末で締めたせいもあるんじゃないかと。たぶん、これって結局誰のどういう話だったんだよってところが最後に来て急にあいまいになってるんですよね。それは最後に来て若干視点の移動をして、軸に来ていた加茂さんをすこし横にどけて、第三者から見る様な台詞回しにしたせいだと思っています。急に加茂さんと観ている人のシンクロ率が下がっていくというか、まぁ、何で加茂さんそんな事言うの? っていう距離感みたいな

それでいて、最後に瑞穂側の視点に立つ割には瑞穂については全然情報がない、っていう事になって、何か不整合じみたクライマックスだなぁと感想いただくのは不思議ではないですし、むしろそこまで読んでいただいて本当にありがたいです

僕としても、瑞穂の背景まで描いてかつ同じくらいのボリュームで上手くまとめたかったんですが、技量不足と言うこともあって中途半端に書くくらいならない方がいいだろうと思って、もうとことん謎の女みたいな感じにしました。簡単に言うとあきらめました。精進していきたいと思います

劇場に足を運んで二時間弱お芝居見て、さらに感想まで書いていただけるというのは本当にありがたいです。こういった感想をいただけるととても励みになります

ああ。
また「辻さん」が見たいなぁ。
ほんと。
あの当時の舞台をDVD化して販売してくれませんかねぇ。あれば絶対に買うのに。
それか、再演してほしいです。是非!

「辻さん」のDVDの販売は諸事情でアレでたぶん無理です。すみません。再演は比較的最近の芝居っていう点と、キャスト的な問題があったりするので、頃合を見計らったりしてできたらやりたいと思います。

ありがとうございました

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 00:32 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記

2014年09月16日

失恋レモンは残酷カモミール終幕

新津です

失恋レモンは残酷カモミール無事終幕を迎えました。ご来場いただいた沢山の方々ありがとうございました

チラシ

今回はいつも以上にTwitterやFacebookなどで感想をいただいたりして、本当に色々と励みになったり改善点が見つかったり、また一つ成長できたんじゃないかと思います

とりあえず脚本・演出に関して

珍しく恋愛もの?と言うことで、かなり迷ったというかこれでいいのかっていう不安がずっとありました。やっぱり一本の芝居の時間の中で恋愛ものをやろうと思うと、話の進め方が性急になりがちな気がするんですよね。月9なんかを見てきた世代のおいらとしても、長い時間をかけて心境変化や関係性の変化をあらわしていくのが恋愛ものの王道っていうイメージがあって、二時間未満の尺の中で好きだ嫌いだって言っても薄っぺらくなってしまうんじゃないだろうかっていう懸念がありました。なので、誰が誰を好きっていう方向を前面に押し出すのは一人だけにして、その周りの関係性は背景みたいな形にしようと、そう思いました

結果として、やたら主役のレモンさんが彼女の瑞穂を好きだっていう話になっていきました。もちろん回りのキャラクタにも少なからず背景はあるんですが、でもその辺は薄くしていって、とにかくレモンさんにフォーカスしました。台本を進めるにしても一人のキャラクタがどう考えているかというのが明確だと、そのキャラならこういう時どうするかというのを考えて書いていけばいいので、比較的楽に話が進んだような気がします

最初の予定としては、前半の修羅場パートまでで出てきた色んな要素を後半のスパイパートで利用していくって形だったんですが、思った以上に修羅場パートが膨らみ過ぎ且つ後半へ上手く活かせるネタをそんなに準備できなかったので、地続きではあるもののすこし乖離した話の展開になっています。ただ、ああいう修羅場っぽい展開は書いてて楽しいし、お客さんのウケもあのシーンが一番良かったんじゃないかと思います。後半のレモンさんがいろんな人に追いかけられるシーンも自分で書いておきながら結構好きです

あと、チラシにがっつり出ているゆうこりん先輩の役がすごく中身が見えない感じで、さらに何か嫌な感じのキャラクタになってしまって、これも本当にこれでいいのかと何度も思ったんですが、そこを掘り下げるとかなり尺が長くなるなと思ってやめました。まぁ、そんなに上手く掘り下げることができたかもわかりませんが

それで、おいらもうすうす自分で感じていた事を↓こちらのブログで感想いただいています。

http://wildorange.blog.shinobi.jp/%E8%8A%9D%E5%B1%85%E3%83%BB%E8%88%9E%E5%8F%B0/%E5%A4%B1%E6%81%8B%E3%83%AC%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%81%AF%E6%AE%8B%E9%85%B7%E3%82%AB%E3%83%A2%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB

いやほんと、するどい

せっかく感想いただいたのでその返信をしたいと思ったりもするんですが、今日はもうなんかとっても眠くなってきたので、また後日

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そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年08月11日

北陸新協さんの、頭痛肩こり樋口一葉を観た

新津です

ちょっと前になりますが、北陸新協さんの頭痛肩こり樋口一葉を観ました

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実はよく知らなかったんですが、劇団北陸新協さんというのは昭和9年設立で、今年で80周年を迎えるかなり歴史のある劇団さんでした。設立50年の時点での本が出てることに驚きです

それで、お芝居のほうなんですが、やはり歴史があるというか、僕らみたいにゆるいセットや内容ではなく、しっかりした感じでした。ちなみに、調べたら10年前の70周年の際にも同じ演目を上演されているんですね。新協さんのそういうアニバーサリー的な演目なのでしょうか

 

舞台

舞台に関して言うと、所謂昔の家の居間みたいなところを横から切り取った形で、下手が玄関で客席側が縁側という風になっていました。時代背景を反映したセットで、そこに着物姿の役者陣が出てくると昔の雰囲気ある空間がそこに出現します

途中で洗い張りのシーンがあり、一旦舞台を隠して前面のみで演技をするシーンがあったんですが、隠した裏で舞台に何か変化があるのかなと思ったら、特になく、まぁ、場所が違うということを明示する意図だったとは思うんですが、個人的に何かギミックがほしくなったりしました

 

役者

やはり歴史のある劇団だけあり、役者の方々は年季があって非常に堂々とした演技をされていたように見えました。女優のみの作品ですが、その女性同士の会話の妙を時に楽しく、特に興味深く、時に切ない感じで紡ぎ出されていました。あと、幽霊役の方の間の取り方や所作がコミカルで面白かったですね。まぁ、時々間なのか台詞が怪しいのかわからなかったところもありましたが、意に介せず堂々とやりきり、それもまた老練の技というべきかもしれません

 

照明

幽霊が出てくるシーンと通常のシーンがあるんですが、その辺りの雰囲気の切り替えが非常にマッチしていて良かったです。あと、蛍の仕掛けも面白いと思います

照明というよりは、映像なのかもしれませんが、「昭和何年夏子の家」みたいな感じで時と場所をプロジェクタで舞台に写されていましたが、もう全然読めなかったのが残念でした。特に下のほうは舞台に映像がかかっていて、なんとももどかしい感じがしました。プロジェクションマッピングってこういう時に使ったらいいのかもしれないと思いました

まぁ、文字は読めなくてもそこまで影響はないんですけどね

 

音響

個人的にちょっと残念というか、もの足りない気がしたのが音響部分でした。結構頻繁に暗転があって場面が切り替わるんですが、そこで使われるブリッジ音楽がすべて一緒なんですね※1。「ぼんぼん盆の十六日に〜」という歌なんですが、最初聞いているときは雰囲気に合っていていいなぁと思うものの、長めの暗転の度に聞いているとなんだかとてもマンネリというか、率直に言うと飽きてきました。そして、暗転明けに上にも書いた映像が出るので、すごくもやもやした感じになりました

 

あと、終盤に挿入歌が入るんですが、客席から見ると、最初の幽霊の人が出てくると思ったら違う人が出てきて急に歌い出すと言う形に見えてしまって、ちょっと面白い感じになっていたのが本当に良かったのかどうか気になるところでした。客席からもずいぶん笑いが漏れていましたし……

※1実はすべてバージョン違いだったとの指摘をいただきました。おいらには概ね同じに聞こえたので、すべて一緒という表記をしましたが違ってました。すみません。

 

その他

色々と細かいことは書きましたが、話は言うまでもなく、全体的にしっかりした舞台で、三時間という長丁場でしたがゆっくり楽しむことができました。80年の歴史を感じさせる舞台だったと思います。

次は90周年での公演になるんでしょうか。また、観てみたいと思いました

 

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 11:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年07月22日

家和○組さん、窓辺の金魚、宇宙の辻さん。を観た

新津です

拙作、窓辺の金魚、宇宙の辻さん。を上演していただけるということで、行って来ました大阪はin→dependent theatre 1st

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公演時のセット

最初見た時、あれ、狭いんじゃない? って思いました。この芝居は色んなところに人が隠れていて、結構出入りがあるし、あと、最後のほうも沢山人が同時に舞台にいるはずなので、何かすごくごちゃごちゃするのでは……、と話を知っているだけにどういう風になっていくのか、なぜか心配な気持ちになりました

でも、考えすぎでした。本棚の裏もベッドの下もクローゼットの中もしっかり人が隠れられて、出入りもスムースで、動きも見せ方を考えて作られていたと思います。最後のごちゃごちゃするシーンでは運送屋さんがソファの裏に隠れたりして、僕らがやったときよりも二人多いのに何かすっきり観れました

あ、ストーリーに関しては家和○組さんでアレンジされていて、細かい違いを言うのは難しいんですが、こちらにすばらしい要約を書かれている方がいらっしゃったので、リンク先を見ていただけると雰囲気が分かるかもしれません。何かすごく上手くまとめられていて、おいらもこんな感じであらすじを書ければいいなぁと思いました

役者に関してなんですが、それぞれにキャラが濃く立っていて良かったと思います。特に主役のあずきとストーカー三人は観ていてあきませんでした。あと運送屋さん

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あずきと3人のストーカー


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高松さん

初演時においらが高松さん役をやった事もあって、やたら和泉さん(松竹芸能)に注目してしまったんですが、なんというか演技は自由なのにしっかりしてて、台詞も聞きやすく、その場その場のシチュエーションに合った芝居をされていたように感じました

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辻さん

辻さん役のこんどうさんはテキストのアレンジまでしていただいて、色々と大変だったんじゃないかと思います。やっぱり他の方にやっていただくと、自分では分からなかったものが沢山見えて、すごく勉強になりましたし、また、飲みながら色々話した際もアツイ芝居熱に触れられて良かったし、楽しかったです

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のぞみさん

のぞみさん役の宮元香織さん(松竹芸能)。実はあまり話ができなくていまさら後悔しているんですが、こちらも和泉さん同様、芝居がしっかりしているという印象を受けました。変化球なキャラクタですが、十分に舞台上で存在感を発揮していました。あと何かわかんないけど楽しそう

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あずき

あずき役の白井さん。写真じゃなんかむすっとしてますけど、実際かわいい。小さい。おいらが書いたのは自分とこの役者にあて書きだったんですが、それを上手く自分のものにして、わがままでバカな役をこなしていました。途中でメイクして顔が変わるのが印象的でした。ブラ外すしぐさがぐっと来ました

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彩華と凛

彩華役の中埜さんと凛役の岡本さん(ともだち)。彩華とセットでヤンキーと天然っていうキャラ付け。そこまで出番は多くないんですが、二人ともキャラが立っててよかったです

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運送屋さん

音響とのコンビネーションで笑いを取っていた運送屋さんこと関本さん(しろみそ企画)。声が良く通っていて芝居も見やすく、出てきたら何かやってくれるんじゃないかっていう期待が高まる役者さん。やること大体面白かったです

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刑事さん

刑事役の柴崎さん(少年ピカレスクロマン)。前説での滑りっぷりにドキドキしました。ジャックバウアー的な拳銃の持ち方が好き

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科戸

科戸役の二宮さん(元若)。おいらの台本だと讃岐って役名。わかるーっていう所作が面白かったけど、芝居後に飲んでるときの二宮さんも面白かった

総じていい役者さん達にやってもらえて、何かうれしかったです。とまぁ、褒めるばかりでも何か気味が悪いので、後で思い返してみてこうした方がいいんじゃないかなっていうとことか、その他に感じたこととか、気づいたことを書いたりします

最初のシーンが冗長。まぁ、これはおいらの台本が悪いんですが、あずきと彩華と凛が彼氏とかについて喋るシーンが、何か単調というか長く感じちゃう。これは初演時もおいらが演出しながら感じたことなので、たぶん本の方に問題があるような気がしました。単純に伏線を張るシーンなので何か簡素になっちゃうのかもしれないです

運送屋さんのシーンで音楽との絡みで面白い感じになってるんですが、ちょっと音楽の割合が大きいというか、運送屋さん単体での面白ももっと見たかったです。まぁ、台本上そんなにないんですが

金魚の伏線の張り方が効果的だったと思います。初演の場合はIT系っていう情報しかないんですが、家和○組さんの場合は機械弄りがすきとかカメラ作ったとか、ちゃんとした伏線になってて、それを最後でちゃんと回収してるのが良かったと思います。今度真似します

他にも色々と得たものが多くて、ホント行ってよかったですし、上演していただいたことがこんなにプラスになるとは予想していませんでした。in→dependent theatre も見れて良かったし、和やかに迎えてくれた家和○組さんは本当に家族のような劇団さんでした

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公演後の食事後に

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テキレジ、辻さん役のこんどうけいいちさんと

ありがとうございました

そんな感じです


posted by ジョキャニーニャ at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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